戸籍の記載事項証明書とは、市区町村で受理された出生・婚姻・死亡などの届出書に記載された内容を市区町村長が証明した書面です。

出生届であれば「出生届出記載事項証明書」

簡単に言えば、「出生届出書」のコピーです。

日本の市区役所に提出した「届出書」ということなので、日本以外で出生した場合は存在せず、不要となります。

請求する場所は、出生届を提出した市区役所です。

現在、東大阪市に住んでいても、出生届を提出した市区役所が大阪市中央区であれば、請求先は大阪市内の区役所です。

※大阪市の区役所であればどこの区役所でも取得可能です。

例えば、大阪市中央区に提出した場合でも大阪市北区役所でも取得可能です。

出生届記載事項証明書は、原則、帰化申請者分のみ必要です。

稀なことですが、例外として、帰化申請者の兄弟姉妹の分が必要なときがあります。

それは、韓国の戸籍に載っていない兄弟姉妹がいる場合に、載っていない兄弟姉妹分ものが必要となります。

よくあるのが、兄弟姉妹の中で、一人だけ韓国領事館に出生申告をしていない場合、その出生申告をしていない兄弟姉妹の出生届出記載事項証明書が必要となります。

また、出生届記載事項証明書には、母の出産した子の人数が載っていますが、韓国戸籍の兄弟姉妹の人数と合わない場合があります。

3人兄弟だと思っていたが、母の出産した子の人数が4人となっている場合などです。

理由としては、死産・生まれた直後にお亡くなりなったなどにより、韓国領事館に出生申告をしなかった場合に人数が合わないということがあります。

帰化申請には、帰化申請者が何人兄弟・第何子であるかということが認定され、帰化許可となるため、韓国戸籍に載っていない兄弟姉妹がいる場合に、載っていいない兄弟姉妹の出生届出記載事項証明書が必要となるのです。

営業時間：9:00〜18:00
休業日：土曜・日曜・祝日

電話やメールでのお問い合わせをいただいた後の

当事務所からの売り込みの電話・メールは

一切いたしませんのでご安心くださいませ！