2. 出生届記載事項証明書

出生届記載事項証明書とは、日本の市区役所に提出した出生届のコピーです。

日本の市区役所に提出した「届出書」ということなので、日本以外で出生した場合は存在せず、不要となります。

請求場所は、出生届を提出した市区役所です。

中には、出生地と出生当時住んでいた住所地と違うこともよくあります。

たとえば、出生当時、東大阪市に住んでいるが、実際に生まれたのは神戸市中央区内の産婦人科のような場合です。

昭和45年以降に生まれた場合は、だいたい出生当時住んでいた住所地「東大阪市役所」に提出することになっています。

ただし、昭和45年以前に生まれた場合は、出生地”産婦人科”または”妻の帰省先など”「神戸市中央区役所」に提出している場合もよくあります。

また、出生届記載事項証明書が保管されていないという場合もあります。

すでに、保管期間が過ぎていて廃棄処分されている場合。

稀に、市区役所が消失している場合もありました。

その場合、出生地・出生当時住んでいた住所地など、考えられる市区役所に請求することを、法務局から求められることもあります。

それでも見つからない場合は、各市区役所に「無い証明書」を請求する必要があります。

”探したのですが存在しません。”ということを証明する書類です。

情報がなければ、どこの市区役所に請求していいのかわからないこともあります。

その場合は、あらかじめ「外国人登録原票」の請求をおススメします。